ドル円の1週間の通貨オプションのボラティリティが一時11%台まで急上昇。ロンドン市場での動きを受け、ドル円は158.97を付けた後一時156.36まで急落した。日銀の利上げ観測が高まる中、円キャリー取引の巻き戻しが強まっている。
ロンドン時間の序盤、通貨オプションのボラティリティー指標が1週間で10%以上の水準に達し、一時11.09%まで上昇した。ドル円は158.97レベルを高値に、一時的に156.36レベルへ急落している。
今後の局面では円のキャリー取引の巻き戻しが進み、日銀の利上げ観測が影響を及ぼす可能性があるとの見方が示された。1カ月もののボラティリティは9.23%と3カ月以降の水準を上回っている。
市場データの整理では1週間のボラティリティの急上昇を裏付けるリスクリバーサルの変化が確認されており、円コール・オーバーが2.505ポイントと8月4日以来の水準に拡大している。相場環境の変化局面が続く見通しだ。