週明けの東京市場で日経平均株価が大幅に続伸し、一時6万6000円を超える場面も。AI関連銘柄と半導体株に買い注文が集中したことが背景だ。
週明けの東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。前週末の米国市場で半導体株に好材料が出て、同業種に買いが波及した流れを受け、AI関連銘柄を中心に買い注文が入った。日経平均は一時6万6000円を回復する場面も見られ、前場終値は6万6460円11銭となった。
前場の寄り付きは前週末比579円48銭高の6万5600円42銭で始まり、午前10時過ぎには高値圏でもみ合う展開となった。米株式市場でAI関連需要の底堅さが意識され、主要半導体銘柄で構成する株価指数が上昇していた。
しかし相場全体に買いが広がったわけではなく、プライム市場の銘柄の約4割は下落した。銀行・医薬品・小売・食品などの業種は軟調に推移し、日経平均に比べてTOPIXの上昇率は小さかった。
米国を中心とした債券利回りの上昇圧力もあり、AI関連株の今後の動向には不透明感があるとの声が市場関係者の間で出ている。半導体関連の好材料が業種全体への買いにつながる持続性を市場は注視している。午後の取引では米株先物や円相場の動向に注目が集まる。