日本国債の利回りが30年ぶりの高水準に達し、10年債の利回りが2.93%に迫る。円安とエネルギー価格上昇によるインフレ圧力の高まりを背景に、市場は日銀の利上げを織り込む動きが強まっている。
8月17日、日本の国債利回りは急上昇し、10年物利回りは2.93%に達して1996年以来の高水準に迫った。2年物利回りも1995年以来の高水準に上昇しており、30年もの長期金利の水準が注目を集めている。
この上昇は、円安とエネルギー価格の高騰がインフレ圧力を強めることに加え、日本銀行が近く利上げに動くとの見方を市場に広げていることが背景にある。
市場関係者は、日本経済が第2四半期に予想を下回る成長を記録した一方で、9月の金融政策決定会合で利上げが実施される可能性を80%近く評価している。