三菱自動車の新型パジェロの正式発売日と価格帯、ボディサイズ・室内設備・走破性などを詳しく紹介する試乗レポートの前編。
生産終了から待ち望まれていた新型パジェロは正式発売日を2026年12月17日とし、価格は619万3000円から795万800円の4グレード体制で展開されると伝えられている。従来の路線と比べて上質さを打ち出しつつ、走破性を重視する設計であることが強調される。トップグレードの価格が約795万円台に達する一方、基本グレードも620万円台と幅を持たせている。今回の取材はトップグレードのスーパーエクシードを中心に行われた。
外観・サイズ感については、全長4920mm×全幅1925mm×全高1910mm、ホイールベース2870mmで前モデルより各部が拡大。ボディデザインは重厚感と高質感を表現しつつ、グリル形状はグレードごとに異なり、リアは背面タイヤを露出させない新しいデザインを採用している。スペアタイヤはフルサイズがリア下部に搭載され、悪路での走行時の復帰性を確保している。
インテリア・装備については、2列目以降の居住性が大幅に改善され、3列目まで快適性を確保。14.3インチの大型ディスプレイを2枚搭載し、前席にはセミアニリン本革の2トーン内装を採用。後席にもエアコン吹き出し口や USB など実用性の高い設備が備わり、2列目のスライド機構や3列目の着座性も向上している。運転支援システムとして MI-PILOT が全グレード標準装備され、S-AWC による車両運動統合制御も採用されている。
エンジン・構造については、4N16型の2.4リッター diesel ターボを搭載し、最高出力150kW(204PS)/3500rpm、最大トルク480Nm(48.9kgfm)/1750-2500rpmを発生。排ガス対策とターボの可変化により、トライトン比で出力は向上しつつトルクを強化。ラダーフレームに戻し、高張力鋼板の活用と新開発の5リンク式リジッドリアサスペンションを組み合わせ、悪路走破性とオンロードの快適性の両立を図る。
走行・展望については、現状の走りの評価は後編で詳述予定とのことで、現段階では走りの実力は注目点として挙げられている。