阪急阪神ホールディングスが国際物流子会社の阪急阪神エクスプレスの全株式を三菱倉庫へ売却すると発表した。売却額は1201億円で、国際物流事業から撤退し大阪梅田駅周辺の開発投資へ資源を集中する。
阪急阪神ホールディングスは30日、国際物流子会社の阪急阪神エクスプレスの全株式を三菱倉庫に売却すると発表した。売却額は1201億円で、同社は国際物流事業から撤退する方針を示した。
阪急阪神エクスプレスはアジアを中心に、豪州や南アフリカなど約30か国・地域で物流を展開しており、2026年3月期の売上高は1064億円に達し、阪急阪神HD全体の約1割を占めていた。
同社株式は現時点で阪急阪神HDが66%、セイノーHDが34%を保有しており、阪急阪神HDがセイノーHDの保有分を買い取りのうえ、三菱倉庫へ売却する予定。
阪急阪神HDの嶋田泰夫社長は、大規模投資を控える中で限られた経営資源を国際輸送事業へ振り向けるのは難しいとの認識を示した。