ニップンは12月19日納品分から業務用小麦粉の値上げを発表した。政府の輸入小麦売り渡し価格引き上げを受けて、価格に反映させる。今回の上げ幅は商品カテゴリごとに設定されている。
ニップンは9日に発表し、12月19日納品分から業務用小麦粉を値上げすると伝えた。政府が輸入小麦の売り渡し価格を引き上げ、輸送費の増加を価格へ転嫁する方針が背景として挙げられている。これにより、パン用の強力系小麦粉、うどん・菓子用の中力系・薄力系、小麦粉の国内産100%品の三カテゴリで値上げが実施される見込みだ。
具体的な値上げ幅は、強力系小麦粉が25キログラムあたり295円、中力系・薄力系が同240円、国内産100%小麦粉が同395円となる。政府は今回、輸入小麦の価格を1トンあたり7万20円(5銘柄加重平均)へと引き上げた。背景には米国の干ばつやロシア・ウクライナの紛争による供給不安があるとされ、3年半ぶりの高値水準に達している。