日清製粉グループの日清製粉は12月19日納品分から業務用小麦粉を値上げすると発表した。政府の売り渡し価格改定と輸送費・燃料費等のコスト上昇分を反映する。
日清製粉は12月19日納品分から業務用小麦粉の価格を引き上げると発表した。パンに使う強力系小麦粉は25キログラムあたり295円、中力系・薄力系は同236円(同額表記は240円)程度の上昇となるほか、国内産小麦100%の粉は395円値上げする。
政府は9月に輸入小麦の売り渡し価格を12%引き上げており、輸入小麦の国際相場や為替の変動、輸送費の上昇分を価格に転嫁する。10月時点の輸入小麦売り渡し価格は1トンあたり約7万円台で、3年半ぶりの高水準となっている。
原材料の供給不安には米国の干ばつやロシアとウクライナの紛争、海上輸送費や燃料価格の上昇といった要因がある。政府は輸入小麦の価格を年2回見直す制度を採用しており、国産小麦の価格も輸入価格に連動して決定される。