サトーは兼松エンジニアリングの部品倉庫でウェアラブル音声ナビ「VoiSol Smart」が本格運用を開始したと発表した。約2000種の部品の棚入れ・棚卸し・出荷作業を標準化し、作業ミスの低減と残業時間の削減を狙う。
兼松エンジニアリング株式会社の部品倉庫において、ウェアラブル音声ナビゲーションシステム「VoiSol® Smart」が採用され、本格的に運用を開始した。対象は約2000種の生産用部品で、棚入れ・棚卸・ピッキング・出荷作業の標準化と作業ミスの極小化を目的としている。これにより正社員1人当たりの残業時間を月間約10〜20時間削減する効果を目指している。
従来は棚に部品名表示がなく熟練作業者の記憶に頼る属人的な運用だったため、教育に半年以上を要する点や保管場所の変更の難しさが課題となっていた。
VoiSol® Smartはスマホ画面の棚位置・色・音声ガイダンスを活用し、棚札の2次元コード照合と誤操作時の警告音で作業の誤りを減らす仕組みを持つ。はじめは300アイテムでの導入を予定していたが、実運用対象を2000アイテムへ拡大している。
VoiSol® Smartの概要として、既存帳票のOCR読み取り・基幹システム連携・出荷先別色分け・棚札の2次元コード照合を組み合わせ、経験や記憶に依存しない倉庫作業を実現する点が挙げられる。