財務省が発表した2026年6月の国際収支速報によると、経常収支は923億円の赤字となり、赤字は17カ月ぶり。第一次所得収支の黒字幅は大幅に縮小し、同時に1-6月期の累計は過去最大級の黒字となっている。
6月の経常収支は923億円の赤字となり、赤字は17カ月ぶり。第一次所得収支の黒字幅は大幅に縮小した。
内訳では第1次所得収支が3801億円の黒字となった一方、証券投資収益の赤字拡大により黒字額が前年同月比で約1兆64億円減少した。
貿易収支は1352億円の赤字に転じ、輸出は前年比増ながら輸入の増加が上回った。輸出は約10兆4801億円、輸入は約10兆6153億円だった。
サービス収支は赤字幅が679億円拡大し、2285億円の赤字となった。訪日外国人旅行者の減少影響で旅行収支の黒字幅が縮小した。
同時に発表された2026年上半期の経常収支は17兆4292億円の黒字で、前年同期比22.5%増。上半期ベースでは1985年以降で過去最大の黒字となった。