メルセデス・ベンツ・グループが中国市場の不振を受け、通年の業績見通しを下方修正した。原材料価格上昇で第4四半期のコスト増も見込み、グループ全体のEBITは前年とほぼ同水準を予想する。
メルセデスは27日、中核の乗用車部門の通年の調整後売上高営業利益率を2-3%に引き下げると発表した。従来は最大5%を見込んでいた。
ドイツの自動車メーカーとしてVWとBMWも中国市場の悪化を理由に業績見通しを引き下げており、メルセデスもこれに加わった形になる。
同社はまた、原材料価格の上昇などを背景に、10-12月(第4四半期)のコストが増加する見通しを示した。グループ全体の通年のEBITは前年とほぼ同水準になると予想し、従来の大幅増益見通しを撤回した。
メルセデスの7-9月の中国販売台数は前年同期比で31%減少し、今年に入ってから急激な落ち込みが続いている。株価は一時5.5%下落した。