NY市場ではドル円が160円をじりじりと試す展開が続き、全体的には様子見の雰囲気が強まった。原油高と長期金利上昇の影響でリスク回避的な動きが広がる中、主要通貨の動きも混迷を深めた。
本日のNY市場ではややドル高の流れが見られたものの、全体には様子見の空気が強まっていた。ドル円は160円の戻りをうかがう展開を継続している。
原油高の背景には中東情勢の不透明感が根強く、世界的な長期金利の上昇や高止まりが需給を悪化させるとの指摘が出ている。これに伴い社債発行の巨額化が市場の警戒感を高めている。
ユーロドルは1.15ドル台後半での上下動が続き、100日線付近の水準1.1570ドルを維持している。エネルギー価格の高止まりと明日公表のFOMC議事録前の不透明感が、短期的な上昇を抑制する要因として指摘されている。
英雇用統計の発表後は英労働市場の低調が示され、賃金上昇圧力が抑制されているとの見方が出ている。英中銀の利上げ時期については、現状では必要性が乏しいとの観測もある。次期の材料としてはエネルギー価格動向が影響するとの声がある。