セプテーニホールディングスは2026年12月期の通期利益予想を60億円へ上方修正。上期は全事業が拡大し、持分法関連の利益寄与や法人税負担の軽減効果もあり、大幅な増益となった。
今回の発表の要点は、東南アジア子会社の清算に伴う法人税負担の軽減効果と、LION DIGITAL GLOBAL社の株式譲渡を反映して通期利益予想を60億円へ上方修正した点である。併せて、2026年12月期上期の短信と決算概要を併せて開示した。
第2四半期累計の決算概要では、売上高は前期比9.5%増の約166.5億円、Non-GAAP営業利益は約30.3億円で前期比46.5%増、親会社の所有者に帰属する中間利益は約40.9億円と前期比約2.2倍に達した。セグメント別ではマーケティング・コミュニケーション、ダイレクトビジネス、データ・ソリューションのすべてで拡大を示した。
事業ポートフォリオの見直しとして、AI関連新会社の設立とD2C強化を目的とした買収、同時にビビビットとLION DIGITAL GLOBALの株式譲渡を実施。連結子会社は28社とスリム化を進め、コーポレートオペレーションの効率化を推進している。
通期予想の上方修正に合わせ、2026年度の中期計画の目標見直しも検討中。下期はマクロ環境の影響を慎重に見極めつつ、営業利益率の維持・向上と成長投資の両立を図る方針である。