コマツは直近決算で1株当たり利益(EPS)が市場予想を6.2%下回り、アナリストは来期予想の修正を進めている。決算発表後1週間で株価は下落が続き、投資家は今後の見通しに注目している。
コマツは直近の決算で法定EPSが108円となり、アナリストの予想を約6.2%下回った。一方、売上高は2.2兆円となり、市場予想を5.7%上回る結果になった。決算を受けて、来年の見通しを確認するためのコンセンサス予想も継続的に見直されている。
アナリストは2027年の売上高を4.44兆円、EPSを450円と予想する見通しを維持・上方修正した。ただし、直前の予想と比べ大きな変化はなく、成長見通しの幅は依然として大きい。最も強気と最も弱気の目標株価は大きく離れており、投資判断には幅広いシナリオが想定されている。
長期的な成長軌道をめぐる見方は分かれており、2027年末までの成長率予測は年率1.7%と低めに見込まれる一方、業界全体の平均は約6.9%とされている。これにより、コマツの成長が他社と比べ鈍化する可能性が指摘され、長期的な投資判断には慎重さが求められる。