27日の東京市場で日経平均VIは30台前半で小動き。Nvidiaの決算発表と原油高・米長期金利の動向が市場心理に影響を与えている。
日経平均VIは14時10分現在、前日比0.03ポイント低下の30.38と小幅に下落し、高値31.63、安値29.80の範囲で推移した。前日の水準を挟んだ方向感の乏しい値動きとなっている。
米半導体大手Nvidiaの5〜7月期決算が発表され、米国時間外取引で同社株が上昇したことが東京市場の安心感を支えた。一方、原油価格と米長期金利が再び上昇に転じたことがコスト上昇や過度な警戒感の再燃要因となっている。
日経平均VIは株価が急落する局面で急上昇する性質があり、現在の30台前半水準は市場が過度な悲観にも楽観にも傾いていないことを示唆している。前日の市場心理の持ち越しや外部要因の不確実性が引き続き警戒材料となっている。
今後は米国のインフレ指標や雇用統計、原油価格の動向が焦点となり、VIが20〜30のレンジへ戻るか30台後半へ上昇するかは外部要因の反応次第と見られる。