本田技研工業のHRC USは、バハ1000参戦車両としてHonda Passport Baja Specを公開した。プロトタイプ由来の2.4L V6ツインターボ+800Vハイブリッドで総合出力は1300馬力超となり、Mason Motorsportsと共同開発のオフロード専用車だ。
本田技研工業の北米部門HRC USは、メキシコのバハ・カリフォルニア半島で開催されるSCORE World Desert Championshipのトロフィー・トラッククラスに参戦する新型オフロード車 Honda Passport Baja Specを公開した。発表は2026年10月29日頃の公開イベントで、名称は現地公表および今後のSEMAショーでの公開を予定している。
車両の心臓部は、Acura ARX-06に搭載される2.4リッターV6ツインターボをベースに800Vのハイブリッドシステムを組み合わせたパワーユニットで、システム総合出力は1300馬力以上に達する。前方にはMasomatic 5速トランスミッションを搭載し、 AWDトランスアクスルとポータルギアを介して前後輪へ駆動力を伝達する。
開発はHRC USとMason Motorsportsが共同で担当。シャシーにはGen 2 4WDシャシー、CFD設計を活用した空力ボディ、カーボンファイバー製セーフティ燃料セルなどが採用され、車体後方へ重量を集約する設計となっている。ドライバーはBryce Menziesが務め、2027年のバハ500で実戦デビューを予定し、その後11月のバハ1000で総合優勝を目指す。
HRC USはこの車両を2027年に60周年を迎えるバハ1000に向けて開発を進めており、SEMAショーでの一般公開やテストを経て、ソフトウェアデファインドビークルとしてのアップデートを継続する方針を示している。
Honda Passport Baja Specの発表は、バハの歴史とHRC USのモータースポーツ戦略の一環として位置づけられている。