FRBが金利を据え置くと発表し、原油高へ慎重姿勢が継続。イラン情勢の楽観視は一部後退し、米株は下落、ドル高が進行。日経平均は寄り付きから軟調で、終値は前日比1,866.87円安の53,372.53円となった。
米国市場ではFOMCの声明・記者会見を受け、政策金利は据え置きとなり、今後の利下げ見通しは2月時点とほぼ同様となった。会見では原油高の影響を巡る質問が相次ぎ、パウエル議長は様子見姿勢を強調した。市場はドル高を主因に反応し、ハト派寄りの見方は後退している。
原油高に関する質問が多く出たが、FRBは今後も政策金利を「やや引き締め的」な水準で維持することが重要との見解を示した。司法調査の終了時期には触れず、クレジット市場の動向にも留保が残った。
米国株はヘルスケアや生活必需品の一部銘柄が下げ、金融機関や未公開資産関連銘柄が相對的に堅調だった。一方日経先物はFRB会見後に下げ幅を広げ、原油動向が日米株式市場の安定・不安定の分岐点となる展開が想定された。
編集元アナリストレポートとして、日米株式市場は総じて株安の反応を示し、原油高が今後の相場に影響を与えるとの見方が続く。