ヒューゴ ボスは2026年通期の業績見通しを下方修正。消費需要の鈍化とIT資産の減価償却費の増加が影響し、EBITの見通しを引き下げた。
2026年通期の為替調整後売上高は一桁台後半の減少へ見直され、従来予想の一桁台前半〜後半の減少から下方修正された。営業利益は従来の3億ユーロ〜3億5000万ユーロから2億5000万ユーロ〜3億ユーロへ引き下げられ、主な要因は消費需要の軟化とAI・IT関連の非現金減価償却費の増加である。
第3四半期の売上は為替調整後で前年同期比5%減の9億4600万ユーロ、グループ通貨ベースでも前年同期の9億8900万ユーロから4%減となった。粗利率は調達効率の改善などで63.3%へ上昇したが、販売費とマーケ費の削減分を管理費の増加が上回り、EBITは8100万ユーロへ減少、EBITマージンは8.6%へ低下した。
設備投資と資本構成の変更も示され、TNWCの対グループ売上高比は約21%、対売上高比の設備投資は4%〜5%へ上振れする見込みとなった。物流施設の取得を含むリース資産の見直しが影響している。