USスチールがアーカンソー州オセオーラのビッグ・リバー2工場で直接還元鉄(DRI)プラントの起工式を実施。出席者にはバリットCEOらが名を連ね、同社の投資計画が改めて示された。
日本製鉄子会社のUSスチールは10月30日、アーカンソー州オセオーラのビッグ・リバー2工場でDRIプラントの起工式を行った。新設のDRIプラントの年産能力は250万トンとされ、4月にこの投資計画が決定されていた。DRIプラントはビッグ・リバー2工場の電炉隣接地に建設される予定で、すでに同工場は2024年に完成・稼働している。
式にはUSSのデーヴィッド・バリットCEOや井元正士EVP(CSO)、松永淳一氏らが出席した。バリットCEOは投資を「USSの真骨頂を示すもの」と語り、ブラウンEVPは「重要な原料をよりコントロールでき、供給の信頼性が高まる」とした。
サラ・ハッカビー・サンダース州知事は「米国で今後予想される大規模な建設ブームには鉄鋼が不可欠。その鉄鋼をアーカンソー州の労働者の手で造りたい」と評価を示した。DRIプラントの設置はBig River Steel(BRS)の2期投資の一部で、年産能力は600万トン規模のBRSの拡張につながる。