10月下旬を中心にフルヤ金属の株価は急伸と急落を繰り返し、直近の決算発表と資本政策の開示が市場の焦点となっている。今後の動向を左右する材料として注目される。
直近の動きとして10月28日に株価が前日比+870円の10,280円を付け、出来高は約59万株と前日比で大幅に増えた。一方で10月22日の-670円や10月30日の-710円といった動きもあり、直近5営業日は値幅の大きい変動が続いている。
10月28日には一目均衡表の雲上抜け銘柄として取り上げられ、直近の戻り局面とテクニカル材料が同時に出たと見られる。過去には9,000円前後まで下落した後の反発局面が重なっている。10月21日には+500円、翌日には大幅下落といった変動が繰り返された。
財務面では2026年6月期の決算で売上高1,001億円、営業利益248億円、純利益160億円と大幅増収増益を達成。2027年6月期も増収増益見通しが示され、業績面の更新材料が引き続き出ている。
資本政策関連では10月19日に譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の払込完了を開示しており、直近の急変動以前に資本政策の開示が出ている。今後は業績材料と資本政策の動きが並立してフォローされる可能性がある。