三陽商会の自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」の十和田市への移転・新設が決定し、2028年度上期の稼働開始を目指す。移転背景には安全性向上と人材確保、商品開発力・生産効率の向上がある。
三陽商会は自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」を十和田市へ移転・新設することを決定した。新工場は2028年度上期の稼働開始を予定しており、2027年以降に建設工事を着手する。移転は成長投資の一環として実施される。
現工場は青森県七戸町に所在し、コート専業の57年間の生産拠点として技術・ノウハウを蓄積している。新工場は敷地面積11,411㎡で、現工場の10,137㎡を上回る規模となる予定。移転理由として、老朽化対応と従業員の安全・快適性向上、将来の技術継承と人材確保が挙げられている。
新工場の位置づけは、商品の開発・検証を担うR&D機能を含む総合的な生産体制の強化と、ダウンコート生産の内製化などの需要対応を進めることにある。三陽商会は国内自社工場を核とした高品質なものづくりの強化を今後も進めるとしている。