サステナブル・ラボがパーソルホールディングスの人的資本経営に関するデータ分析を担当し、2021年度から2024年度までの社員エンゲージメントサーベイ結果を機械学習と説明可能AIで検証した。分析では仕事の評価が売上成長率と一定の説明力を持つことが確認された。
パーソルグループが推進する人的資本経営の一環として、社員エンゲージメントと事業成長の関係性をデータで検証する取り組みが、サステナブル・ラボの分析として実施された。本分析はエンゲージメントの各要素と事業成長要因の関連性を、機械学習と説明可能AIを用いて探索することを目的とする。
分析にはパーソルグループの2021年度から2024年度の社員エンゲージメントサーベイ結果が用いられ、従業員数成長率などの事業構造要因を考慮したうえで、エンゲージメント項目の説明力を評価した。
主要な発見として、社員が自分の仕事が人々の生活をよりよくすることにつながっていると認識する“仕事の評価”が、売上成長率との関係で一貫して重要な要素として示された。その他の要素は企業規模や事業フェーズなどの違いによって重要性が異なる可能性が示唆された。
本分析は因果関係を直接証明するものではなく、人的資本施策と事業成果のつながりを深く検証する第一歩として位置づけられている。今後も継続的なデータ検証を通じて、エンゲージメントと事業成長の結びつきをより具体的に探る見通しである。