日本製鉄が2027年3月期の連結純利益を前期比26倍の4400億円と発表。USスチールの業績の伸びを背景に売上高・事業利益の見通しも引き上げ、前提となる要因を示した。
日本製鉄は2027年3月期の連結純利益が前期比26倍の4400億円になる見込みだと発表した。従来予想を上方修正し、USスチールの業績が想定を上回って堅調に推移することが要因とされている。純利益には米国で設備投資に関連する税額控除の効果も寄与する見込み。
売上収益は前期比16%増の11兆7000億円、事業利益は40%増の7200億円を見込み、それぞれ5000億円、900億円の上振れとなる見通し。
26年4〜9月期の連結決算では売上収益が前年同期比26%増の5兆8441億円、最終損益は黒字となった2600億円台前半の水準だった。今回の上振れはUSスチールの業績寄与が大きいとされている。
USスチールの業績伸びが全体の利益押し上げ要因となり、日本製鉄の純利益の大幅上振れにつながる見込みが示された。