キオクシアホールディングスと協業パートナーのサンディスクは、2032年までに総額約5兆円を投じる方針を公表。北上工場(岩手県北上市)に第3製造棟を新設する計画で、政府補助金を含めた資金計画と29年度中の稼働を目指す。
キオクシアHDとサンディスクは2032年までの総額約5兆円の投資を明らかにした。北上工場の第3製造棟を新設するほか、日本政府の支援を前提とした資金計画が示された。
投資額は2社合計で約1兆8千億円を見込み、資金の約3分の1を政府補助金で賄う想定とされる。29年度中の稼働を目指す。
北上工場では現状8世代NAND型フラッシュの量産に加え、7月には10世代のサンプル出荷を開始。第3製造棟の建設に向けて第2製造棟南側の土地整備を進め、3棟体制で中長期の需要増に対応する。
太田裕雄社長は政府支援を受けつつ投資拡大と成長を目指す意向を示し、北上工場が最先端デバイスの主力生産ラインになるとの認識を示した。政府の支援を受け国内で次世代メモリ半導体の開発・製造を拡大することを期待する。