本日投開票を控える米中間選挙と中東リスク再燃の見通しを背景に、ドル円は限定的な値幅での展開が見込まれ、明け方以降にボラティリティが高まる可能性がある。
本日の米中間選挙の開票速報の判明が進む予想の中で、東京・欧州市場のドル円は様子見ムードとなり、NY時間も同様に動きづらい展開が続く見通しだ。開票の進行次第でボラティリティが高まる場面も想定される。
民主党が上下両院を制するブルーウェーブや、議会がねじれる事態になれば米株式市場の下落リスクが意識され、リスクオフの動きや米金利の動向がドル円の動きに影響を与える可能性がある。ただし最近の相場では選挙イベントへのドル円の反応は鈍化傾向にある。
中東を巡る地政学リスクの急浮上がドル円の下値を支える要因になるとの見方が広がっており、イスラエルが中間選挙通過を見てイランへの再攻撃を米国側へ要請・調整しているとの観測が出ている。対イスラエル政策は従来通りの方針が維持される公算が大きいとの見方だ。
開票後は中東情勢の緊張や原油・金利動向へ焦点が移る可能性が高く、短期的には下値を固めつつ米金利上昇に伴う上値試しの機会をうかがう展開が想定される。