昭文社ホールディングスはスマホでバス運行を管理する新サービス「イマロケ」の運用を開始すると発表した。第一弾として片柳学園のスクールバス26台へ導入し、位置情報の可視化や混雑緩和を目指す。
昭文社ホールディングス(東京都千代田区)は19日に、Organonと共同開発した運行位置情報サービス「イマロケ」の運用を開始すると発表した。第一弾として学校法人片柳学園と連携し、東京工科大学八王子キャンパスと日本工学院八王子専門学校のスクールバスに導入する。
導入車両は片柳学園の運行する計26台で、車両位置と運行状況をリアルタイムで可視化できる。利用者はスマートフォンから走行中の本数や位置、時刻表を確認でき、混雑時には別路線の利用を促す仕組みとなる。
運行側は走行データを分析して混雑ピークや遅延地点を把握し、臨時便投入や配車間隔の調整に活用する。機能には自動更新、混雑状況の数値化、管理者から乗務員への一斉連絡、乗務員メモ、走行履歴管理などがある。初期導入費用は0円、月額は車両1台あたり6000円(税抜き)から。
昭文社ホールディングスとOrganon、東京工科大学は取得データと学内の混雑状況の相関も検証し、将来的な産学連携の共同研究へ発展させる方針。スマートフォンやタブレットでの利用を想定し、観光地や地域移動などでの活用も念頭に置く。