日経平均株価は9月末に6万6,753円で取引を終えた一方、個人投資家1,872人を対象にした1カ月先の見通しDIは前回と同程度の強気を維持。10月相場では7万円台回復の場面も見られた。
9月の個人投資家サーベイでは日経平均が荒い値動きの中、先高観は維持された。9月末の終値は6万6,753円で、月内の高低差は4,300円を超え、全般的にボラティリティが高まった。銀行・商社株などのバリュー株や中小型株に買いが入る場面が見られ、AI・半導体関連銘柄の物色が相場を支える場面もあった。
DIの内訳では1カ月先がプラス2.40、3カ月先がプラス25.37となり、1カ月先は前回とほぼ同水準の強気を維持しつつ、中長期では先高観が優勢な構図が継続した。3カ月先は強気派が4割超に達しており、年内の相場に対する楽観感が示唆された。
10月相場では日経平均が7万円台を回復する場面があり、マイクロンの決算好感や米国の経済指標の見方からAI・半導体関連銘柄が相場をけん引した。今後は決算シーズンを控えつつ、グロース株の業績期待とバリュー株・中小型株の動向が焦点になると見られた。金利上昇基調が継続する限り、株価のさらなる上昇には金利低下の材料と企業の利益成長が必要との見方が示唆された。