小田急電鉄は2027年3月期第1四半期決算を公表し、売上高は前年同期比3.5%増の1017億3,500万円、営業利益は同6.9%増の163億4,000万円となった。一方、純利益は前年同期比16.6%減の116億2,200万円だった。
小田急電鉄は2027年3月期第1四半期決算で売上高1017億3,500万円、営業利益163億4,000万円、経常利益162億1,400万円、純利益116億2,200万円を発表した。売上高・営業利益・経常利益はいずれも前年同期比で増加した一方、純利益は大幅に減少している。純利益減は前年同期に計上していた投資有価証券売却益の反動によるもので、本業の不振が原因ではないとしている。1Q進捗は売上高22.1%、営業利益30.3%、経常利益33.8%、純利益30.3%と、進捗は概ね標準的なペースより先行した。
同社の3事業は交通業・生活サービス業・不動産業。3事業のうち交通業が最も稼ぎ頭で、2027年3月期1Qの営業利益は114億5,500万円、全体の約7割を占めている。交通業の高収益は輸送人員の増加と運賃改定、観光需要の取り込みが寄与している。
交通業の収益寄与は鉄道業とバス業の双方に及ぶ。鉄道業は営業収益344億2,300万円、定期・定期外の利用増加が要因。バス業は営業収益101億100万円で、運賃改定が寄与。箱根フリーパスの販売が過去最高、インバウンド向け販売も過去最高を記録した。