神奈川中央交通はFY2026第1四半期決算説明会で、第1四半期の売上高が321億円、営業利益が29億円と前年同期比で増益となった。一方、第2四半期累計予想を大幅に引き上げ、通期は据え置いた。
第1四半期(2026年4–6月)の実績は売上高が321億円、営業利益が29億円、EBITDAは46億円となり、前年同期比で売上高は2.0%増、営業利益は11.4%増となった。こうした好調を受け、第2四半期累計の予想は修正され、売上高は647億円、営業利益は46億円へ引き上げられた。
修正後の第2四半期累計予想は、期初予想比で売上高3.2%増、営業利益は31.0%増となり、全4事業で上方修正が適用された。旅客自動車、不動産、自動車販売、その他の事業すべてが寄与している。
通期予想は据え置かれ、2027年3月期の売上高は1,297億円、営業利益は62億円を見込む。中東情勢の影響は限定的としつつ、燃料コストの上昇や原材料の動向に留意する方針で、長期計画の達成に向けた投資と構造改革を進める。
中期計画では2031年3月期に営業利益76億円超、ROE7%を目標とし、不動産事業の収益拡大を成長ドライバーとして位置づける。自動運転バスの検証を含む投資計画や路線再編、資産効率改善策を進め、賃貸ビジネスの拡大と費用構造改革を重点とする。