来週は米CPIとアップルの新製品発表が主要テーマとなり、オラクル決算やAI・半導体需要の動向が市場の焦点として伝えられている。
来週の東京市場は好業績銘柄の下支えとともに、日米の金融政策決定を控えることで方向感を欠く展開が見込まれる。11日のメジャーSQを控え先物主導で動く可能性があり、米長期金利の動向が相場の鍵となる。
米国市場ではレイバーデーの休場明け以降、8月PPIと8月CPIの発表が最大の焦点となる。FRB内で利上げ見通しの異なる発言があった後も、データ次第で金利見通しが動く見込み。
企業イベントでは10日引け後にアップルの秋の新製品発表が予定され、エアロバイロメントの決算やTSMCの8月売上高公表、オラクルとアドビの決算も控える。AI関連需要の実態を銘柄別に検証する場面が増えそうだ。
AI相場は依然として健在だが、成長性とガイダンスの強弱で銘柄間の格差が拡大する可能性がある。デル、HPE、スノーフレイクなどは受注と収益の強さを示す一方で、粗利率やガイダンスが下振れした銘柄は売られやすい。
来週はCPI・PPIとApple・TSMC・Oracle・Adobeの動向が二つの軸として交差する週となる。資金は売上高成長や利益率など実績指標を伴う銘柄へ集中する可能性がある。