ベッセント米財務長官がG20後の記者会見で日本を名指し、リフレ政策の継続に異を唱え、積極財政の見直しと日米金利・為替安定策を求めた。これを受け、日本側は今後の金融政策決定会合での利上げ可能性を示唆している。
1日、ベッセント米財務長官はG20財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後の会見で、日本を名指ししてリフレ政策を止めるべきだとの立場を示した。これにより米国側は積極財政の見直しや円安是正に向けた日銀の利上げを事実上求めた格好となった。
2日、米財務省は植田和男総裁と片山財務相との会談後に、日本が円安・ドル高の水準を念頭に市場・金融政策上の措置を講じることを強く支持するとの見解を公表した。
3日、植田総裁は次回の金融政策決定会合を含む会合で利上げの可能性について「しっかり議論したい」と述べ、今後の政策動向に注目が集まっている。