今週は米長期金利の動向とFRB関連の材料を背景に円安が進み、週末にはドル・円が160円を一時回復。今後は日銀の対応と米金利動向が焦点となる局面が続く。
今週は米長期金利の動向とジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長講演を受けて円安が進み、週初には158円台後半でのもみ合いだったが最終的に160円台を回復した。介入の反応は限定的で、序盤は値動きが乏しかった。
28日のニューヨーク市場ではドル・円は160円09銭で引け、介入後の戻り高値を超えており、次の焦点は当局の対応の有無へと移った。
米国のコアPCE価格指数は前年比3.3%と高止まりしており、インフレ圧力の根強さが伝えられた。9月4日の米雇用統計で強い内容が予想され、長期金利の高止まりがドル買いを支える可能性があるとの見方がある。
日本銀行は9月17-18日の金融政策決定会合で追加利上げを公算とされる見通しだが、市場の織り込みは進んでおり円売りは抑制されそうとの見方があった。米財政健全化プログラムの進展観測もドル買い材料として残る。