日本株の上昇が短期的に円への下押し圧力を強める可能性が指摘されている。日本株の外国人投資家保有比率は約35%とされ、保有には為替ヘッジが伴うケースが多いとされる。今後日銀の方針が明確化されるまでの間、円相場に影響を及ぼす可能性があるとの見方だ。
4~6月期の企業決算を経て世界の株式市場には強気のムードが広がり、日経平均は8月に入ってリバウンド局面を維持している。半導体関連の戻り買いも進み、77,000円近辺を再度試す展開が見込まれている。
日本株の約35%が外国人投資家の保有だと日証券取引所グループの調査で示され、保有の多くは為替ヘッジを伴う形で行われているという。ヘッジの調整が円相場に影響する可能性があるとされる。
株価上昇時には投資家が円安に対する防御を強めるためヘッジを再設定する動きが起きることがあると指摘される。日銀の方針が今後どのようになるか次第で、数週間程度円の下押し圧力の要因になり得るとの見方。
現在の相場水準としてUSD/JPYは159.34、EUR/JPYは183.75、GBP/JPYは215.17、AUD/JPYは112.60と報じられている。