米国の半導体・AI関連株の上昇を映して、日本市場は買いが先行する見通しとなった。4日の米市場の動向や米雇用統計の結果を背景に、東京市場は高値圏を意識した動きが想定されている。
4日の米市場では、半導体・AI関連株の反発を背景に、SOX指数が3%超高となった。この流れを受け、日本株の寄り付きは買い優勢となるとみられている。日経平均は前日終値近辺で推移する可能性が指摘され、上値の重さと下値のめどを見極める展開が想定される。
4日の米市場の動向として、米長期金利の上昇が一服する場面があり、ハイテク株の買い材料となった。一方、ナイトセッションの日経225先物は66000円台が意識され、心理的節目の600円超の水準にかかる場面もある。
8月の米雇用統計では非農業部門就業者数が市場予想を上回る増加を示した。これを背景に米国の早期利上げ観測が高まり、米長期金利は上昇傾向を維持。円安・ドル高が進み、国内市場の金利動向にも影響が及ぶ可能性がある。
上値の目安としては心理的な66000円や25日移動平均の66067円、67000円、68000円などが挙げられる。一方、下値のめどとして63772円、63000円、62000円、60448円といった水準が示されている。海外市場が休場となる日には、短期筋の動きには注意が必要とされている。