キオクシアホールディングスは北上工場の新棟K3棟の整備を開始し、2029年度中の稼働を目指す約5兆円の国内投資を発表しました。一方8月27日には株価が急伸した後、28日に利益確定売りが優勢となり下落しました。
8月27日にキオクシアは北上工場のK3棟整備を開始し、2032年までに日本国内で約5兆円を投資する計画を公表しました。前日比5%高で5万2500円近くまで上昇したが、翌28日には利益確定売りが広がり反落したとの報道があった。
増産計画の中身として、北上工場の3次元フラッシュメモリBiCS FLASHの生産能力を強化し、2029年度中の稼働開始を目指す。政府支援を前提とする投資で、サンディスクとともに日本での大型投資を進める方針が示された。
NAND需給の見通しとAI需要の拡大が株価に影響。現在はAIデータセンター向けSSD需要が高止まりする一方、供給能力拡大が中長期的にはNAND価格の下落リスクを生み得る点に留意が必要とされる。
決算面では2027年1Qの大幅増益と自社株買いの発表があり、増産投資が中長期の成長を支えるとの見方がある一方、投資負担の長期化と需給のバランス次第で株価の方向性は不透明な状況。