TDKのスマートグラス用ディスプレイ向けメタオプティクスミラーがCEATEC AWARD 2026の経済産業大臣賞を受賞した。網膜直接描画ディスプレイの実証を世界で初めて成功させ、日常使用を意識した薄型・自然な外観を実現している。
CEATEC AWARD 2026において、TDKのスマートグラス用ディスプレイ向けメタオプティクスミラーが経済産業大臣賞を受賞した。受賞理由として、日常的な装着を前提にした革新的なものづくり技術が高く評価された。
メタオプティクスミラーは超薄型で厚さが約150ナノメートル、透過率は約80%を実現しており、網膜直接描画(Direct Retinal Projection:DRP)ディスプレイの実証を世界で初めて達成した。現状はモノカラー対応だが、数年以内にフルカラー対応の実証と量産化を目指すとされている。
TDKはAIエコシステムの成長分野としてスマートグラスの実用化を推進し、次世代インターフェース市場の形成を支える革新的技術として評価されている。今後も日常利用に適した軽量・薄型設計と技術の普及を進める方針とされる。