ヒューマンリソシアが発表した10年間の職種別就業者動向レポート2026によると、専門・技術職が大幅に増え、技術者の伸びも高水準となっている。一方で現場職は微増にとどまり、年代構成にも変化が見られる。
調査は2015年から2025年までの就業者データを職種別に分析し、専門・技術職が298万人増え、28.3%増となったことを示した。就業者全体に占める専門・技術職の構成比は16.5%から19.8%へ上昇した。現場職は2,977万人から3,000万人へ微増の0.8%にとどまり、全体に占める比率は46.7%から43.9%へ低下した。
技術者の増加は顕著で、278万→395万と117万人増、42.1%増の水準となった。女性技術者は25万から60万へ拡大し、女性比率は9.0%から15.2%へ上昇。情報通信業の技術者は98万→162万に65.0%増加した。
年齢別では現場職で25~34歳が減少する一方、65歳以上は増加。専門・技術職では全年齢層で就業者が増加し、特に25~34歳の増加が目立つ。
本調査は総務省の労働力調査などを基に、2015年~2025年のデータを職種別・年齢別・男女別に分析したもので、職種間の構造変化を俯瞰的に捉えることを目的としている。