先週の米国株式市場は中東情勢緊張緩和と好決算を背景に最高値を更新。AI関連銘柄へ資金が集まり、中長期の上昇を示唆する流れが伝えられた。
先週(4月13日週)の米国株式市場は力強く上昇し、S&P500は4.54%上昇、ナスダック100は6.2%高で両指標は過去最高値を更新した。原油価格の急落と戦争プレミアムの後退が株価上昇を後押しした。
決算シーズンの進展により、これまでの想定を上回る業績が相場を支えた。S&P500採用企業の約1割が1-3月期決算を発表し、うち88%が市場予想を上回った。金融株の強さとAI関連の資金流入が相場を牽引した一方、エネルギーは原油安の影響で相対的に弱まった。
中長期的には強気サインが示唆された。4月15日時点でS&P500は11営業日で10.7%上昇し、過去3か月で同様の急騰がなかった局面は20回未満だった。今後6か月の平均上昇率は高水準を維持する傾向があるとされる。
今週もイラン情勢と企業決算の動向が市場の焦点となる。イランは譲歩の程度を巡る協議継続が見込まれ、決算発表は約90社が予定されており、キャピタル・ワン・ファイナンシャルやユナイテッドヘルス・グループ、テスラなどの発表が続く見込み。