アシックスは発行済み株式総数の一部に当たる2000万株・700億円を上限とする自己株式買い付け枠を設定し、同時に9月30日付で自己株式2500万株を消却することを決定。取得期間は10日から2027年3月31日まで、東京証券取引所市場買い付けで実施する。
アシックス(7936.T)は発行済み株式総数の2.82%に相当する2000万株・700億円を上限とする自己株式買い付け枠を設定する決議を発表した。取得期間は10日から2027年3月31日までで、市場買い付けで実施する。
同日付で、9月30日付の時点で自己株式2500万株を消却することも決定しており、消却後の発行済み株式総数が減少する。これにより1株当たり利益の押し上げにつながる見込み。
同社は8月に2026年度の業績予想を上方修正するなど好調な業績が継続しており、株主還元の強化の一環として自社株買いを実施する。市場では好業績企業の自社株買いが相次ぐ中、需給改善とROE向上を狙う動きが広がっている。
アシックス株は発表を受けて後場に急伸し、13時34分時点で前日比104円高の4153円を付けている。
なお、今回の取得枠は消却予定の2500万株とは別枠で設定され、今後の扱いは未定だが追加の消却余地も残る。