MIRAINIホールディングスは第1四半期決算で営業利益が34億7,900万円となり、通期予想を引き上げた。デバイスソリューション事業の好調と半導体メモリ需要の拡大が牽引要因となっている。
MIRAINIホールディングスは2026年4月に共同株式移転で発足し、設立初年度となる第1四半期(4-6月)決算で売上高は1,246億2,200万円、営業利益は34億7,900万円となった。経常利益は31億6,200万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は84億2,200万円と大きく膨らんだが、負ののれん発生益63億9,500万円を計上したためである。前年度比較は設立時期のため開示されていない。
セグメント別ではデバイスソリューション事業が売上高1,093億2,700万円、営業利益32億4,100万円を占め、半導体メモリ市場の需要拡大と車載向け電動化・高度化の追い風が業績を押し上げた。インド市場の電動二輪車向け部品需要も寄与した。
システムソリューション事業は売上高152億9,400万円、営業利益2億3,700万円となり、DX・自動化投資の需要は底堅く、半導体製造装置向け部品の回復兆しも見られた。一方で一部製品の需給逼迫や自動車分野の投資スケジュール見直しなど逆風もあったが、受注は堅調に推移した。
同日発表の中間期および通期の業績予想は上方修正。中間期は売上高2,780億円、営業利益85億円、経常利益75億円へ、通期は売上高5,480億円、営業利益155億円、経常利益135億円へ引き上げられた。中間純利益は113億円へ微増、通期純利益は153億円へ微増となる見込みで、第1四半期の好調要因は半導体・電子部品需要の増加と為替影響が反映された結果としている。