ポケマルを運営する雨風太陽が、ポケマル登録生産者105人を対象に8月以降の天候不順の影響を緊急アンケートした。長雨と日照不足が品質・収量の低下を招き、手取りにも影響が出ていることが明らかになった。
調査は9月29日から10月4日の期間に実施され、北海道から沖縄までの30都道府県の生産者105人が回答した。回答者はポケマル登録者で、8月以降の天候不順が農作業や生産現場に影響しているとの声が多かった。
回答の要点として、約89.5%の生産者が「影響がある・ありそう」と回答した。影響を受けた生産者のうち、76.6%が品質の低下、70.2%が収量の低下を挙げ、出荷量や品質の低下が生じていることが示された。手取りに関しては、回答者のうち68.9%が手取りが減ったと回答した。市場価格が上がっているケースでも、手取りが増えた割合は極めて低かった。
影響の原因と内容として、品質低下・収量低下・生育不良による収入減が複数回答で挙げられた。自由回答には糖度の低下など品質への影響と対策の記述もあり、長雨による作業遅延や品質低下が経営や生産現場に及んでいる実態が記録された。
傷んだ作物や規格外品の行き先として、訳あり品・規格外品として販売が52.2%、販売・出荷せずに処分が45.6%、加工品にして自ら販売が18.9%といった割合だった。生産者の声にはコスト上昇と価格の追いつかない状況、長雨による作業遅れ・品質低下などが挙げられ、消費者へのメッセージとして規格外品の美味しさや応援の言葉を求める声が紹介された。