荒川化学工業の株価が直近で下落を続ける一方、2027年3月期第1四半期の売上高と営業利益が示され、通期予想は据え置きのまま進捗が想定を上回っている。
荒川化学工業の株価は10月20日に前日比-5.42%、10月22日にはさらに-7.02%下落した。直近5営業日で2,198円から2,152円へ水準を切り下げ、下落後に戻りを試す動きが続いている。また10月23日に出来高が273,200株と前日比72%増まで膨らむなど売買は活発だった。
2027年3月期第1四半期の要約では売上高が223億円、営業利益が16億円を計上。半導体・生成AI・データセンター向け需要の伸びを受け、通期予想を据え置いたまま進捗が想定を上回るとの見通し。
同四半期の業績進展を背景に、同社は2027年3月期の年間配当予想を55円と公表。普通配当52円に記念配当3円を加える形で株主還元の強化が見込まれる。半導体関連の需要拡大が株価の材料として取り上げられている。
フィスコは10月23日に一目均衡表の雲抜け銘柄一覧として取り上げ、テクニカル面での改善後の値固め局面にあるとの見方を示している。