週明けの東京市場で日経平均は一時6万3000円を割り込み、AI投資の減速懸念が広がった。米AI企業のコメントを背景にAI関連株へ売りが広がった。
週明けの東京株式市場は日経平均株価が続落し、取引時間中に一時6万3000円を下回った。前日比は1031円82銭安の6万2979円52銭となり、約1カ月半ぶりの安値水準を付けた。AI関連の銘柄には売り注文が広がり、AI投資の減速懸念が相場の重石となった。
午前10時時点のTOPIXは前日終値比で小幅高の4043.84、上げ幅は15.54ポイントとなった。米国のAI企業の経営陣が投資を減速させるべきだとの見解を示し、オープンAIへの出資先であるSBGなどが反応した。
AI開発の動向を巡って、ダリオ・アモデイCEOはウェブサイト上で開発の減速を促す考えを示し、サム・アルトマンCEOも減速を検討していると表明した。これを受けてソフトバンクグループは一時10%超の下落、半導体製造装置大手のアドバンテストや東京エレクトロンも売られた。
市場の動揺を背景に、投資家はAI関連銘柄の動向と大型AI企業の動向に注目している。今後の出資動向や企業のAI戦略の公表に対して、追加の市場反応が見込まれる可能性がある。