シムトップスが高見澤のフードセグメントで現場帳票をi-Reporterで電子化し、チーズ部門の賞味期限などをEdgeOCRで自動入力する取り組みを発表した。これにより工数削減と作業負担の軽減が進んでいる。
長野県を拠点とする高見澤のフードセグメントに対し、現場帳票システム「i-Reporter」が導入され、製造記録および在庫出荷管理帳票の電子化が進められた。部門横断の統合と標準化を目的とした組織再編を機に導入が広がり、チーズ部門から全体へと波及している。
チーズ部門(小諸工場)では、1日約40枚の手書き日報とPC入力の二重作業が課題となっていたが、i-Reporter導入により製造日報のデータ化と基幹システムへの入力自動化を進めた。オプション機能のEdgeOCRを活用し、ラベルや印字の読み取りを帳票に自動記録させている。
EdgeOCR導入により賞味期限の自動入力と計算式チェックを組み合わせ、入力ミスを減らし確認作業の負担を軽減。結果として作業時間を半分以下に短縮したとされる。青果販売部門にも対象を広げ、在庫管理や出荷管理などへ対象を拡大している。
改善提案の仕組み「改善アワード」により横展開が加速。現在はフードセグメント全体で108種類の帳票が定義され、日々の記録が自動集計されるようになり、年間工数削減は約240時間に達した。