オリックスが中堅海運の三徳船舶を買収し、長崎の大島造船所が香焼ドックを活用して次世代船の普及を後押しする体制を整える。
オリックスは2024年に中堅海運会社の三徳船舶を約3000億円で買収した。買収はオリックスの船舶事業の拡充を目的としたとされ、同社のグループ構成の中で海運事業の地位を強化する狙いがある。三徳船舶は大阪市を拠点とする事業体で、オリックスによる所有化が進んだ。
長崎県西海市の大島造船所が所有する香焼ドックは、三徳船舶からの受注を前提に大型ばら積み貨物船の建造を進める計画が伝えられている。ばら積み船の建造拠点として活用され、新造船の開発・供給体制の一部となる見込みだ。
発注元はオリックスが買収した三徳船舶であり、オリックスの船舶事業の歴史は1971年の創業から始まっている。こうした動きは、日本の造船・海運分野で次世代船の普及を促進する狙いを持つとみられる。