外為特会は200兆円規模とされ、為替介入で得た外貨資産をどのように運用しているのかを著者インタビューと書籍紹介を通じて解説します。
注目を集める外為特会は、政府が為替介入で得た外貨を管理する特別会計として歴史的に要点が不透明であった。最近は衆議院選挙時の円安ホクホク発言を契機に話題が再燃している。
本記事では著者の服部孝洋氏へのインタビューと、同氏が著書『為替介入とは何か 200兆円規模「外為特会」が生まれた謎』で外為特会の成り立ちと運用の実態を基礎から解説することを紹介している。
外為特会は円売りドル買い介入を経て生じた資産を外貨建て資産として蓄え、財務省が管理する特別会計であるとの解説が示される。内訳や評価のあり方を巡る議論も取り上げられている。
本文の中で示された数値として、200兆円の規模とその中の含み益が約50兆円にのぼるとの指摘が登場する。財源化の是非や含み益の扱いについての論点も紹介されている。