沖縄セルラー電話は1991年の設立から地元密着の事業を展開。ARPU成長指標の進展や5Gの普及、アグリ・ヘルスケア分野など成長戦略をIRインタビューで示した。
沖縄セルラー電話はKDDIグループの一員として沖縄県内で移動体通信を提供するほか、固定通信・ブロードバンド、ソリューション事業などを手掛け、沖縄の課題解決を軸に成長戦略を描いている。創業は1991年6月、地元43社とDDI・KDD・IDOの統合前提の独立を背景に設立されたが、現在も地元密着を貫き、沖縄に根ざした企業としての使命を掲げている。
成長戦略として、既存事業の深掘りと成長領域の拡大を掲げる。通信ARPU収入を成長指標とし、5Gの人口カバー率95%の目標を計画より前倒しで達成したほか、YUIと呼ばれる光海底ケーブルを用いた離島エリアの通信品質向上にも取り組んでいる。アグリ事業ではスマート農業を導入し、南大東島の葉野菜の安定供給を実現する統合環境制御システムを導入。ヘルスケア事業ではスマホ向け健康管理アプリ「JOTOホームドクター」を開発し、自治体データを活用した個別アドバイスの検証を開始した。