AI・半導体株の乱高下が続く中、決算発表で好業績が見込める銘柄を特集。2026年6~8月期決算発表を済ませた銘柄群と注目ポイントを整理します。
日経平均は10月初に一時70,798円まで上昇した後、10月下旬には65,000円を割る水準まで下落し、主要AI・半導体株の多くも値を下げた。世界的なAI開発競争やDRAM開発の競争激化に対する懸念が背景として挙げられており、慎重な局面が続く。
この状況下、今期は2026年6~8月期の決算発表を済ませた銘柄の中から好業績銘柄を拾い、決算発表を背景とした銘柄の動向を検討するスタンスが示されている。具体的には東証プライム市場上場企業のうち、決算期が2月・5月・8月・11月で、当該決算発表を10月13日までに済ませた銘柄を対象としている。
一部銘柄として大阪有機化学工業はArFレジスト用モノマーの世界シェアが70%以上で半導体材料の需要が堅調。2026年11月期の累計決算は増収増益で、通期予想の上方修正と配当予想の引き上げが発表された。
乃村工藝社は総合ディスプレイ業界の最大手として知られ、万博の反動などの影響を受けつつも受注高は前年同時期比で大幅増を維持。2027年2月期第2四半期累計は減収減益となったが、受注は最高水準を維持しており、今後の業績回復が期待されている。
掲載銘柄では決算発表済み銘柄の中から、2026年6~8月期純増益率が大きい銘柄を上位順に並べ、主要な銘柄としてSansan、オーエスジー、不二越、大阪有機化学工業、乃村工藝社などが挙げられている。
今回の特集は決算トレーディングの観点から、決算発表済み銘柄の中で好業績が確認できる銘柄を投資対象候補として取り上げている。