日本製鉄の2027年3月期第1四半期決算は、売上収益が前年同期比40.4%増の2兆8,212億円、営業利益が58.1%増の1,455億円と大幅に伸び、黒字転換を達成した。通期も増収増益見通しとなり、期末配当は1株当たり24円が予定されている。
日本製鉄は2027年3月期第1四半期決算短信を公表し、売上収益が前年同期比40.4%増の2兆8,212億円、事業利益が58.1%増の1,455億円となり、営業利益と親会社帰属当期利益が黒字に転じた。前年同期には事業再編損が計上されていたため比較は大きく改善している。
主力の製鉄セグメントが売上・利益を牽引し、全体の業績を支えたとされる。決算短信には製鉄をはじめとする4つの事業セグメントの状況が整理され、製鉄セグメントの事業利益が1,443億円に達したことが記されている。
財務面では資産総額が前年度末比3.5%増の15兆1,761億円、負債総額が同4.8%増の9兆547億円となり、流動負債の社債・借入金・リース負債は大きく増加した。減価償却費は前年同期の966億円から1,673億円へ増加している。
通期の見通しは売上収益11兆2,000億円、事業利益6,300億円、親会社帰属当期利益2,900億円と増収増益を見込む。配当は年間24円(中間12円・期末12円)を予定している。