東京株式市場で日経平均が大幅に上昇し、前場に値がさ株が指数を押し上げた。円安の動きが続くとの見方でTOPIXはプラス転換も観測された。
13時38分時点で日経平均は前日比800円超の上昇を記録し、ソフトバンクGとファーストリテイリングの上昇が指数を500円超押し上げた。前場はTOPIXが小幅に上昇したが、為替の動きを背景に大型輸出株が市場を牽引したとの観測が出た。
前引け時の日経平均は前日比555円26銭高の6万4769円74銭で反発。値がさハイテク株の上昇が支えとなった一方、TOPIXは7.56ポイント安の4094.48と位置づけられた。出来高は10億4411万株、売買代金は4兆1479億円。
この日の業種別では情報・通信、証券・商品先物取引、小売りなどが上昇。海運、医薬品、卸売りは下落した。スタンダードTOP20とグロース関連は反発を維持。10時17分にはソフトバンクGが7%超上昇し、日経平均を押し上げる要因となった。
10時以降の日経平均は再び上げ幅を拡大したが、為替は円高方向に振れ、自動車株などは軟調に推移。プライム銘柄の半数以上が値下がりし、TOPIXは再びマイナス圏で推移した。
寄り付きでは米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退したことを背景に米株高の流れを受け、買いが先行して日経平均は反発して始まった。