キオクシアの急落を受け、直接保有ではなく周辺企業の持ち分を介して恩恵を得ようとする投資家の動きが注目され、具体的にオリックスが注目銘柄として挙げられている。
AI・半導体関連株の中でキオクシアホールディングスが大きな話題を呼ぶ中、同社株の急落が投資家の目を周辺企業へと向かわせている。ある億り人は、キオクシアそのものよりも持ち分を通じて影響を受ける他社に着目し、リスク回避の観点も含めて投資対象を絞っていると語る。
注目銘柄として挙げられているのはオリックス、ローム、中部電力の3社だ。これらはキオクシア株を直接保有していないが、持ち分を介して恩恵を受ける可能性があるとされる。同氏はオリックスについて、金利上昇局面で売り圧力を受けつつも現在の水準は割安との見方を示した。
背景には東芝の株式再編と関連する動きがあり、2023年に国内の連合が主導するTOBを受け入れる中で、日本産業パートナーズ(JIP)の買収ファンドが約1兆円を出資している。ファンドが保有するキオクシア株の約17%は持分法適用の関係にあるとされ、周辺企業とキオクシアのつながりが強調されている。